和モダンデザインにおける「家事ラク」間取り実例
こんにちは!重信工務店のスタッフです!
秋らしい季節になってきましたね。
時折感じる残暑も秋を感じさせ、食事が美味しくなる季節になりました。
今回は『和モダンデザインにおける「家事ラク」間取り実例』をお伝え出来ればと思っております。
家にいるとどうしてもやらなくてはいけないのが家事ですよね…!
出来る限りラクに素早く終わらせたい…というのは家事をするうえで共通の願いだと思います。
そこで今日は和モダンの家事ラク間取りについてお話したいと思います!
それが「回遊できる間取り」なんです!
なぜいいのか、そんなポイントをご紹介します。
▼目次
・回遊できる間取りとは
・回遊動線のメリット
・回遊動線の注意点
・まとめ
回遊できる間取りとは
「回遊できる間取り」とは、一つの部屋に入って行き止まりではなく、そのままぐるっと家の中を回れる間取りのことを言います。
回遊できる間取りの中で人の動きを線で繋いだものを「回遊動線」と言います。
では回遊動線がどうして家事ラクに繋がるのか見ていきましょう!
回遊動線のメリット
家事動線が短くなる
たとえば洗濯をしながらお料理をしているとき、キッチンとランドリースペースがたとえ隣同士であっても壁で仕切られてしまっていれば、いちいち回り込んで移動しなくてはなりません。
ですが、キッチンの反対側から繋がるようになっていれば移動距離が短くすみ、動線の短縮ができます。
回遊動線は特に水廻りとの相性がいいんです!
玄関と洗面、キッチンが回遊できるようになっていれば、家に帰ってからキッチンに荷物を降ろしてからすぐに手を洗いに行けたり、脱いだ服を洗濯機に入れて着替えてからまたキッチンにもどる、というような行動を一つの動線でスムーズに行えます。
開放感が得られる
行き止まりの壁がないため、(扉をつけていなければ)奥まで見渡すことができ開放感が生まれます。
先が続く事で家に広がりを持たせることができるんですね。
また回遊できると単純に「楽しい」と感じる方が多く、遊び心を取り入れたい場合にも回遊できる間取りというのはとても効果的です。
常に家族の気配を感じられる
壁がなく開放的であるということは、家族がどこにいても一緒にいるような感覚になることができます。
そして、有事の際でもどこからでも素早く避難ができるという安心感もあります。
掃除がラクになる
掃除機をかけるにしても、部屋間の行ったり来たりが少なくなるのでお掃除がラクになります。
部屋間の段差をなくてしておけば、お掃除ロボットもスムーズに全体をきれいにしてくれますよ!
回遊動線の注意点
一定のスペースが必要
回遊できるための動線を確保するため、一定のスペースが必要となります。
例えばウォークスルークローゼットなどは本来であれば棚が設置できたであろう一面にドアをつけなくてはならない、などです。
動線よりも収納量を重視するのであれば、回遊動線にしない方がいいでしょう。
ライフスタイルにおいて家族が何を重要視するかをよく考えることが不可欠。
どちらかと言うとある程度の大きさがある家の方が回遊動線を作った時の効果が大きくなりやすい傾向があります。
コンパクトなお家は回遊動線を作るのが難しく、回遊できてもメリットが小さいことが多いです。
特に回遊させる部屋は必ず隣り合わせに配置する必要があるので、小さな家だと間取りの制約が出てしまいます。
コストがかかる
回遊できるようになっているので、スイッチや鍵の計画をしっかりしておかないといけません。
入口が二つあるならばスイッチや鍵が2か所必要になることもあります。
つまりその部分コストもかかってきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
家事ラク最強の間取り、「回遊できる間取り」のメリットや注意点をご紹介しました。
回遊動線を取り入れれば動線が短くなり家事の時短に繋がりますし、遊び心も生まれます。
その一方で、スペースや間取りに制約が出てしまう可能性もあります。
回遊できることが一番大事なのかそうでないのか、各家庭のライフスタイルに合った回遊動線をつくることが重要です。
回遊動線を取り入れるかどうか迷ったら、是非今回の記事を参考にしてみてください!
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