湖南市地元工務店社長ブログ『家づくりで損しないでください!ローン編①』
代表の伊藤です。
これから住宅を取得される皆様へ、業界20年以上の伊藤より僭越ながらアドバイスさせて頂きます。
せっかくの人生一大事(ほとんどの方は)
だから、損はしないでください。
知っていますか、住宅ローンが払えなくなる確率。
25人中1人です、これを高いと感じるか低いと感じるか。
でも実際ある話。
ではそうならない為に
弱気ですがなるべくならお読みください!
全4回になります。
目次 ①まずは最も大切なこと
②家族を守るため家を持て!
①まずは最も大切なこと
家づくりにおいて、最も重要なのはプランでもなく、
デザインでもなく、資金計画だと考えます。
なぜなら、せっかくの住みやすい家を作っても、
ものすごくカッコいい自慢の家を作ったとしても、
その家の中で暮らす生活が、楽しくなければなんの意味もありません。
家は、家族の幸せのためにつくるものであり、
生活を苦しめるためのものではないのです。
もし、間違った資金計画のまま家作りを始めてしまったとしたら・・・
・休みの日も働かなくてはならない
・両親ともフルに働きに出なくてはならない、子どもとの時間が無くなる
・残業が少し減っただけで、万年赤字家計に・・・
など、せっかくの家づくりが、ただの負担になりかねない可能性もあります。
お金が全てだとは思いません、が、余計なギスギスはほぼお金が原因ですよね。
では、家など持たないほうが良いのか? というと、そういう訳ではありません。
家を持つことで、家族を守ることもできますし、
自分達の家で作る楽しい思い出は、何にも変えられない財産です。
この家づくりを楽しく、幸せなものにするために、
いくつかのチェックポイントを書き出しました。
ぜひ、参考にしてください。
②家族を守るため家を持て!
もし、あなたが、30歳代で、賃貸住宅に住んでいるとしたら・・・
そして、家族が大切だ! と言い切れるのであれば、
ぜひ、自分の家を持ってください。
理由は簡単です。
もし、あなたの身になにかあったとしたら、家があなたの家族を守ってくれるからです。
大切なことなので、詳しくお話しましょう。
家を購入するときに、
住宅ローンを組む場合は、団体信用生命保険(通称:団信)という保険に加入します。
この保険は、あなたの生命に問題が起こった場合、
保険で住宅ローンを完済してくれるという制度です。
※連帯債務など借入方法にもよります。
どのように、安心できるか? というと・・・
家族に借金を残して死ぬのか?
あなたは今、35歳。賃貸アパートに住んでいます。
そして、何かあった場合に、2000万円の生命保険に入っているとします。
明日、もしあなたの身に事故が起こってしまったと過程した場合、
どのようなことが起こるかをシュミレーションしてみましょう。
入金
2000万円 (生命保険)
これだけが、家族に残されます。
これで安心・・・と思わないでください。
ここから支出がかかるのです。
出金
ご家族も35歳とした場合、80歳まで生きると過程しましょう。
そして、その賃貸住宅で生活をし続ける場合。
仮に月8万円とすると・・・
45年間、毎月8万円を払い続ける可能性があるのです。
8万円×45年間×12ヶ月分=4320万円
借金を残すか、財産を残すか
単純に考えた場合、
家族が老後までを過ごしていくための住宅費として
4320万円がかかる可能性があるのです。
生命保険で残る費用が、2000万円としても、
4320万円-2000万円=2320万円
つまり、将来的に2320万円の借金を残してしまう可能性があるのです。
しかし、もし、住宅をもっていれば、あなたに事故がおこった段階で、
住宅ローンはゼロになります。
多少の費用はかかるにしても、住宅にかかる費用は気にしなくてよくなるのです。
そして、2000万円の現金を残すことができるということになります。
(生命保険をかけ続けた場合ですが・・・
後ほど、生命保険の見直しについてお伝えします)
安心できる材料は、これだけではありません。
遺族年金という制度を知っておく
毎月の生活に関しても、安心をしておくことができます。
それは、遺族年金という制度があるからです。
遺族年金によって、
奥様とお子様一人の場合では毎月12~14万円程度の給付を
受けることが可能なのです。
これに、奥様が毎月10万円程度のパートに出ることができれば、
毎月22万円~24万円の手取り収入が見込める訳です。
家賃にお金をかけず、家族2人で、22~24万円の収入があったとすれば、
年収500万円弱で、住宅ローンを払い続ける家庭と変わらない生活を
続けることが可能になるのです。
生命保険に入っているから、自分に何かあっても大丈夫と考える人は多いですが、
実は、家を建てておくこと(※住宅ローンを組んで)のほうが、
自分に何かがあっても家族を守れると言えるのです。
これは、万が一を想定してのお話ですが、
このような安心感を持ち、
家の中で楽しい思い出を作っていただくことが重要ではないでしょうか?
次回は年収からの資金計画について。
長文ご拝読頂きありがとうございます。
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