外壁材の代名詞『窯業系サイディング』
代表の伊藤です。
今回は、今や外壁材の代名詞『窯業系サイディング』についてです。
昔から住宅の外壁には様々な物が使用されてきました。
杉板を焼いて耐食性を高めた焼き板、
砂とセメントを混ぜたモルタルを塗りその上に塗装、
その他にもモルタルの上にタイル貼りや漆喰塗りなどなど。
本当にたくさんの外壁材があります。
その中で今最も使用されているものがサイディングと言われる成型板です。
これには、窯業系の物と金属系の物があり窯業系が大多数を占めます。
近年はシャープな外観も好まれ金属製の物も多く見受けます。
そんな『窯業系サイディング』まずは利点から、種類が豊富、コストが抑えられる、そして何よりの特性は耐火性に優れているということです。
一般的に使用される窯業系サイディングは通常の厚み16mm品で45分の準耐火認定が取得されています。
しかしそんなサイディングにも弱点があります。
板材と板材との隙間を埋めるコーキング材が劣化。
他とも共通しますが、表面塗装の劣化。
その為に定期的なメンテナンスが必要になります。
その他、窯業系サイディングは裏面が無塗装の為、室内から外部へ放出される湿気を吸うことが考えられます。※断熱材にもよりますが。
その防止対策として、もう既に一般的ですが通気層を設け、裏面の空気の流れを作ることが非常に大切になります。
先程の表面劣化ですが、塗膜が弱くなると、そこから水分を含み、寒冷期は水分が膨張し外壁材を膨らませて破損させる原因にもなります。
一度そうなると補修も大掛かりになってしまいます。
イニシャルコストにもよりますが、どんな資材にも一長一短があります。
日頃のメンテナンスを考慮して頂き、安心して暮らして頂きたいと思います。
うちは大丈夫かなーと思われたらお気軽に外壁診断をご依頼下さい。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
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