あなたはチェックした?理想の子ども部屋をつくるポイント
こんにちは!重信工務店のスタッフです。
”限られた土地の広さに、こだわりをたくさんに詰め込みたい!”
せっかくのマイホームだから、後悔したくない!
そんなお悩みをお持ちの方がたくさんいらっしゃいます。
今回は、そんな家づくりの中でも「子供部屋」についてお話ししたいと思います。
お家を建てるときによく悩まれるのが『子供部屋』。
今は小さいから一人一人の個室はまだ必要ないけれど…ゆくゆくはひとりひとりに個室を与えてあげたい!という方が多いように思います。
そこで、今回は重信工務が考える『理想の子ども部屋』についてお話したいと思います!
▼目次
・子ども部屋の平均的な広さはこの位!
・子ども部屋が必要な期間は意外と短い!?
・失敗しない子ども部屋の作り方
└広い部屋を作って分ける
└子ども部屋に十分なスペースが取れない場合は…?
・実際の面積よりももっと広く見せるコツ
・まとめ
子ども部屋の平均的な広さはこの位!
子供部屋の平均的な広さは6畳と言われています。
ベッド、学習机、タンスなどの収納を置いても余裕があり、比較的過ごしやすい広さだと言えるでしょう。
他によくあるのが、4.5畳、5畳、5.5畳、8畳です。
8畳ともなると、かなりの広さを感じることができます!
土地が限られている場合は、まず、寝室やリビングに必要な畳数や配置を考え、子供部屋は余ったスペースで考えましょう。
子ども部屋が必要な期間は意外と短い!?
子供部屋が必要な期間は、小学校高学年〜高校卒業くらいまでというご家庭が多いです。
必要なのは8年、多少前後して十数年。
子どもが独立してしまえば、子ども部屋は空き部屋になります。
使わなくなった子ども部屋は、だいたい物置になってしまうことが多いようです(笑)
長い目で見ると、使わない時間の方が多い子ども部屋。
そんなお部屋があまりにも広すぎるともったいなく感じてしまいますよね。
そう考えると、寝室やリビングの広さを犠牲にしてまで子ども部屋を広くしなくても良いかもしれません。
また、子どもの人数や性別によっても柔軟に考える必要があります。
兄弟姉妹の年齢差がかなりある場合には分けた方がいいですし、男女ともにお子さんがいらっしゃる場合は、性別で分けて部屋は二つにした方が後々いいでしょう。
同性の兄弟姉妹の場合は、広い部屋を一つ作って一緒に使わせるということも多いようです。
人数分の子ども部屋が本当に必要かどうか、よくよく考える必要があります。
失敗しない子ども部屋の作り方
部屋の数や広さを決める際に、失敗しないための考え方やアイディアもご紹介します!
広い子供部屋を作って分ける
1番無難で失敗のない子ども部屋の作り方です。
例えば、9畳の広い部屋を作っておけば、将来は4.5畳の部屋を二つ作れますよね。
部屋を仕切るには、工事で壁を作るか、あらかじめ間仕切り用の建具を付けておくといった方法があります。
完全に別部屋にしなくても良いのであれば、収納用品や本棚などで空間を仕切ったり、突っ張り棒などでカーテンを付けたり、パーテーションのようなもので仕切ったりする方法もあります。
間仕切りを作る予定の場合の注意点としては、部屋を分けた際に窓やコンセントを使いやすい場所に付けておくことです。
また、エアコンやテレビの設置場所なども両方に必要になる場合があります。
将来の動線を予測して付けておきましょう。
子どもが小さいうちには、リビングの一角にキッズスペースを作ってあげたりしても良いでしょう。
リビングで勉強する方が成績は上がる!というデータもあるため、最近はリビングや共用スペースにスタディスペースをつくるご家庭も増えています。
部屋の用途は、暮らしていく中で変えていけることを頭に入れておくと柔軟に対応でき、暮らしにフィットした使い方ができます。
子ども部屋に十分なスペースが取れない場合は…?
部屋が狭いと子どもが部屋にこもりにくくなり、リビングに家族で集まる機会が増え、家族の交流が深まるというメリットもあります。
また必然的に物が少なくなるので、片付けや掃除がしやすくなります。
必要なものもほとんど近くにあるので、動線も抜群です。
何より、狭くても「自分だけのプライベートな空間」があることが子どもはうれしいものです。
そして工夫次第で実際の面積よりも広く感じさせることも可能です!
実際の面積よりも広く見せるコツ
前述の通り、面積を変えるのは難しいですが、狭くても広く見せるコツがあります。
家具の背の高さに気を付ける
家具は背の低いものにした方が部屋は広く見えます。
どうしても背の高い家具を入れなければならない場合は、入り口側に背が低い家具、部屋の奥に背が高い家具を配置するようにしましょう。
部屋の奥に背の高い家具を配置すると、目の錯覚で部屋に奥行が出て、部屋が広く感じられます。
壁紙の選び方に注意
壁紙は白っぽい色を選びましょう。
膨張色による目の錯覚で、実際よりも広く見せることができます。同じく部屋の大部分を占める床も白っぽい色のほうがベターです。
サッシや廻り縁の色も白にすると、壁紙と馴染むので部屋をスッキリと広く見せてくれます。
真っ白でなくても、淡いベージュやグレー、パステルカラーもOKです。
逆に部屋を狭く見せてしまうのが、大柄やはっきりとした柄の壁紙。
柄を入れたい場合は、縦のストライプや柄が細かいもの、輪郭がふんわりとしているものがおすすめです。
窓際をすっきりとさせる
カーテンは開けた時に両端に布がたまるので部屋が狭く見え、遮光カーテンは厚みもあるので、ずっしりとした重量感を与えがちです。
ブラインドやロールスクリーン、シェード、バーチカルブラインドにすると、すっきりと開放感のある部屋になります。
収納用品を工夫する
部屋を狭くしてしまう原因がベッドと学習机ですが、二段ベッドの下段部分に机があるロフトベッドを置けば問題解決です。
棚が付いて収納が豊富な商品もあります。
他には、フレームに引き出しが付いているベッドも収納力アップに一役買います。
ベッドにこだわらないなら、布団生活にするのもアリ。
折りたたんで縦に収納できる敷布団やマットレスなら、幅の無いクローゼットでも収納でき、日中は広々と部屋を使えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「子ども部屋が必要な期間は意外と短い。」とは言え、子ども達には子供だけのお部屋を与えてあげたいと思うもの。
そして、子供部屋=個室は子供の自立心を育むための重要な空間でもあります。
コミュニケーションは取りつつも、プライベートな時間も大切にしてあげたいと考える方が多いです。
ご家族にとって何がベストなのか、家づくりのプロと一緒に考え、正解を出していきましょう。限られた土地の中で、ワガママやこだわり、叶えたい暮らしを詰め込んで後悔しないように、いろんな意見を出し合うことが大切です。
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